最適な決断を下す方法とは【迷った時の対処法】

学習

決断に迷った時、あなたはどう対処していますか。

素晴らしい決断をしたいと思っていても、気づかないうちに他からの影響を受けてしまうことがあります。

また、決断がわき道に逸れてしまう習性が人間にはあるので注意が必要です。

そして、迷った時の決断に影響を与える要因がいくつもありますが、それらが見逃されがちです。

今回、決断に影響を与える要因と、決断に迷う理由について解説します。



決断するための方法

最適な決断を下すためには、自分の思考を整理する必要があります。

最初に解説するのは、選択肢を比較検討し最善のものを選ぶためのモデルです。

意思決定モデル

プロズ&コンズ

  • 物事の長所と短所をリストアップ
  • その両方に10段階でスコアをつけて比較する

フォースフィールド解析

  • 決断を支える力と、逆方向の力に着目する
  • イラストの矢印の大きさで各方向への力の強さがわかる
  • この引く力を大きく、または小さくする方法を考える

他にも、樹形図を使ったものや、シックスシンキングハットなど、たくさんの有名なモデルがありますが、この2つだけでも十分でしょう。

こちらの記事で、決定理論に触れているので、気になる人は覗いてみてください。

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決断に影響を与える要因

決断に影響を与える要因について知っておくことで、最高の決断をする手助けになります。

価値観

価値観とは、自分にとって重要なものです。

価値観は、物事の良し悪しを判断する指標になります。

自分の価値観がどのようなものであるかについて明確に理解する必要があります。

次の2つのポイントを考えましょう。

自分の道義的な原則は?

正義感の強すぎる人は、罪のない少しの嘘に対しても、決して嘘はつくなと言いますが、そうでもない人は、大義のためなら嘘をついてもいいと言います。

このような道義的な原則を持っている場合、自分が何を信条にしているのか明確に理解しておくことが大切です。

今、下そうとしている決断に自分の原則を当てはめます。

自分の目標は?

自分の価値観自分が目指すものを天秤にかけ、決断の良し悪しを判断することも大切です。

よくわからない場合は、過去の自分をより幸せにしたのはどちらの選択肢か、待ったは自分のどのような部分を印象に残したいのかについて考えるようにしましょう。

また、価値観は変わるものなので、かつて持っていた価値観に必ずしもこだわる必要はありません。

自己認知

決断の場面で、人によってアプローチが違ってくるポイントをいくつか紹介します。

  • リスクを避けるか、負うか
  • 思考と感情どちらを信頼するか
  • 自分、家族、社会、何を優先するか
  • 完璧主義か、そうでないか
  • 不平をいうか、嫌うか
  • 外見を気にするか、そうではないか

このような例を挙げてみましたが、どちらがよくてどちらが悪いかは述べません。

最も大切なのは、自分がどうなのか知ることです。

ただし、決断の場面において自分の利益を軽視しすぎないようにしましょう。

自分のニーズ

個人的な決断について考える場合、自分のさまざまなニーズについて考えるようにします。

基本的なニーズ

  • 生きるために必要なもの

肉体面のニーズ

  • 健全な肉体

感情面なニーズ

  • 健全なメンタル

自己実現のニーズ

  • 目標意識、達成感

個人の生活に影響する決断を下すとき、その決断がこれらのニーズにどのような影響を与えるかについて検討しましょう。

自分の価値観、原則、目標に一致した決断をすることが大切です。

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決断に迷う理由

なぜ、決断を難しく感じるのでしょう。

最後に、決断に迷う理由を取り上げて深掘りします。

将来性がはっきりしない

決断に迷う理由として最もよく挙げられるのが、将来が見えないことです。

決断に直面したとき最初にすべきことは、将来について確実に知ることはできないという事実を受け入れることです。

誰も将来について知ることができないため、決断にリスクがつくのです。

自分の望みを把握していない

明確に何が欲しいのかわかっていないことは決断を迷わせます。

自分が欲しいものを正確に知ることで、選択肢が複数ある場合も、決断できるようになります。

何が正しく、何が最適か

価値観ニーズのどちらかを取るという決断は、道義上の決断に影響を与えます。

大切なのは、正しいことは、常に最適なものであるとは限らないことの認識です。

過去へのこだわり

過去を振り返ることは、決断を迷わせる大きな原因といえるでしょう。

何か悲惨なことが起こり、決断を迫られたとき、起こったことに対する悲しみや苦しみのせいで決断が迷わされます。

人は、過去の経験から学び、決断において同じ間違いをしないという教訓を活かすことはできます。

しかし、不必要な過去へのこだわりは、邪魔者以外の何者でもありません。

前向きになり、行動するよう心がけましょう。

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最適な決断は下せる

決断するうえで大切なポイントについてまとめます。

  • 事実を収集する
  • 自分にとって重要なのは何か
  • 目標の設定
  • 自分の傾向を知る
  • モデルを使用する
  • 行動する

未来は誰にもわかりません。

今回紹介した方法で、可能な限り最高の決断を下すことが期待できます。

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参考文献

Jonathan Herring,how to Decide what to do when you don’t know what to do

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