人間関係が良くなる正しい怒りの対処法【リアプレイザル】

心理

怒りやイライラを感じた時、あなたはどのように対処していますか?

「怒りの感情を抑える」

「自分が我慢して溜め込む」

「怒りに身を任せ相手にぶつける」

「怒っている雰囲気を醸し出す」

これらは全て正しい対処法とはいえません。

恋人と喧嘩したり、奥さんや旦那さんにイライラしたり、仕事で理不尽に怒られたりなど、あらゆる「怒り」に対して神経科学的観点から最適な対処法について紹介します。

怒り」に対し適切にコントロールすることができれば、恋愛関係や職場関係、プライベートと様々な人間関係を良好にすることに繋がります



なぜ怒りを抑えてはいけないのか

「怒りを抑えることの何が悪いの?」

このように思う人も少なくありません。

しかし、感情の抑制は自分だけでなく、周囲の人にまで悪影響を及ぼすことがわかっています。

怒りを抑えるべきではない理由は以下の通りです。

ネガティブな感情を招く

怒りを抑制してしまうと、交感神経の働きが強まり、不安恐怖怒りなどのネガティブな感情が高まります。

また、怒りを溜め込み過ぎると、うつのリスクが高まる傾向にあります。

怒りを抑えることで、自分の感情をネガティブにさせることに繋がるのです。

恋愛関係のマンネリ化

恋人同士や夫婦間でポジティブな気持ちを感じられなくなり、一緒に居ても「楽しくない」「なんだかイライラする」といったように、マンネリの原因にもなります。

パートナーと一緒に居てイライラが増えたという人は注意が必要な状態といえます。

周りの人のストレスレベルを引き上げる

怒りだけでなく、感情を抑えている人の近くにいるだけで、人間のストレス値が上がるという研究結果がいくつもあります。

つまり、怒りを抑えている人と一緒に居て心地よさを感じることができず、その人と親密になろうと思えなくなってしまうのです。

感情を抑える人ほど、人から好かれない(モテない)傾向になっています



怒りをぶつけるのはもっとダメ

抑えるのがダメだからといって、その怒りをぶつけてしまうのはNGです。

よく怒る人や、キレやすい人と一緒に居たいと心から思う人は中々いないでしょう。

怒りをぶつけるデメリットは以下の通りです。

怒りの感情がエスカレートする

怒りをぶつけると、より怒りの感情が高まります

その気持ちを発散するどころか、怒りに支配されコントロール不能になります。

その結果、周囲との関係が悪化するのです。

幸福度の低下

怒りの感情に支配されていては、ポジティブな感情を拒否してしまいます。

イライラしやすい人は、幸福度が低い傾向にあるのです。

また、恋人同士や夫婦間においては、相手に期待させない人間ほど、相手の幸福度を上げることがわかっています。

逆に、期待し過ぎてしまうと、裏切られたと感じる機会が増え、怒りへと繋がってしまうため、期待はほどほどにしましょう。

科学的根拠に基づく適切な対処法

怒りを抑えるのも、ぶつけるのもダメ。

では、どのように怒りと向き合えばよいのでしょうか。

神経科学的にベストな対処法として知られるリアプレイザルについて紹介します。

リアプレイザル

リアプレイザルとは、Re appraisa再評価のことです。

認知的再評価と呼ばれ、自分の感情を再評価し、悪い解釈から良い解釈に変える方法です。

イライラを感じたときに、

「こんなにイライラするのは寝不足だからかな、今夜は早めに寝て疲れをとろう。」

「お腹すいているからイライラするのかもしれない。今夜は美味しいご飯と、ご褒美にスイーツでも買って帰ろう。」

このような考え方をするのがリアプレイザルです。

「こんなので気持ち変わるの?」思う人もいるかと思いますが、効果は的面です。

怒りを感じた時、違う視点から物事を考えることで度怒りの感情が離れます

怒りの感情から距離をとることで、怒りに支配されず、感情を客観視することができます。

つまり、物事の捉え方次第で、自分の感情やコンディションを変えることができるのです。

頭を使う作業をする

人間は、感情に支配されると認知機能が低下します。

この原理を逆手にとるのがリアプレイザルです。

認知機能を高める、すなわち、頭を使うタスクを行うことで、感情に支配されずに済むというものです。

怒りやイライラを感じている時は、頭を使う作業をするように心がけましょう。

頭をフルに使うことで、怒りについて考える余裕がなくなります。

相手に怒られている場合

最後に、相手に怒られている場合についてみていきます。

感情をコントロールできず、怒りに振り回されている人間に真正面から向き合うと、互いにデメリットしかありません。

具体例を出すと、クレーマー気質な人に怒られている場合、

「この人は今朝なにか嫌なことでもあったのかな?それとも家族とうまくいってないのかな?何か辛いことがあったのかなぁ?この人より、自分の方が感情のコントロールできているのは間違いないよな」

このように、相手がなぜ怒っているのか具体的に想像することで、真正面から向き合うことを避けられます。

怒られて逆ギレしてしまう人は、周りだけでなく自分にも悪影響を及ぼすのでリアプレイザルを使い、上手に対処していくべきです。

フライオンザウォール

イライラ対処テクニックをもう一つ紹介します。

「フライオンザウォール」とは日本語で「壁に止まったハエ」という意味です。

やり方は簡単で、イライラやストレスを感じたとき、「自分は壁にとまったハエなんだ。」とイメージするだけです。

イライラを感じたとき、自分を外側から客観視することができれば、ネガティブな感情が大きく減少します。

また、自分の感情のモニタリングにも繋がるので、ばかばかしいと思う人もいるかと思いますが、是非試してもらいたいテクニックです。

もちろん研究により効果が実証されています。



リアプレイザルは人に好かれるテクニック

リアプレイザルを身につけることで、怒りポジティブな感情に変えることができ、良好な人間関係を築くことに繋がります。

また、怒りを適切に処理できる人間は、誰からも好かれる(モテる)傾向にあり、リアプレイザルを身につけて損することはありません。

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