私たちの脳で最も発達している部分が前頭前野です。
前頭前野が衰えると、日常生活や仕事において様々な支障をきたします。
また、前頭前野が発達している人ほど、社会的地位や経済的地位が高い傾向にあります。
今回、前頭前野を鍛えることで得られるメリットと、具体的な方法についてまとめました。
早速、前頭前野を鍛えることで得られるメリットから見ていきます。
前頭前野を鍛えることで得られるメリット
- 集中力の向上
- 記憶力の向上
- 判断力の向上
- 行動力の向上
- 継続力の向上
- モチベーション向上
- 情報処理能力の向上
- 感情のコントロールを安定させる
こんなにもメリットがあるのです。
論理的思考が身につくことで、より豊かな人生を送る事ができます。
では、どうすれば前頭前野を鍛える事が出来るのでしょうか。
前頭前野を鍛える方法
簡単に出来る、前頭前野を鍛える方法について紹介します。
いつもと違う行動を心がける
「いつも」と違うことを行うように心がけてましょう。
慣れ親しんだ行動を続けると、脳への刺激が減り衰えていきます。
いつもと違う道を通ったり、普段着ないものを着たり、いつもは食べないものを食べてみたり、このような、小さな体験を行うようにしましょう。
脳のパフォーマンスを上げるために、新しい体験にチャレンジして、様々な刺激を与えることも大切です。
余裕のある生活を心がける
生活に余裕を持つことが大切です。
睡眠不足、休息の時間がないなど、気持ちがいっぱいになると脳のパフォーマンスが落ちます。
疲れた時は一息ついて、脳を休ませて下さい。
休息を挟むことで、前頭前野を活性化させることにつながります。
BDNFを増やす
老化に連れ衰える、BDNFという脳由来神経栄養因子を増やす必要があります。
詳しくはこちらの記事で。
何事も意識して行うことが大切
思い込みや意識の違いで、大きな影響を受けます。
つまり、効果を意識するかしないかで、得られる効果が変わってくるのです。
プラシーボ効果の逆である、ノーシーボ効果について聞いたことはありますか?
ノーシーボ効果について知っているだけで、日常生活での「損」を防ぐことができます。
ノーシーボ効果
「効果のない薬を投与したとき、思い込みにより効果を発揮する」
これがプラシーボ効果の概念です。
本来は医薬用語ですが、今では日常でも使われるようになりましたね。
この逆をノーシーボ効果と言います。
例えば、「ダメ」と思い込んで行動しても、良い成果を得られにくいです。
思い込みは、行動の結果にも大きな影響を与えてしまうのです。
マイナスな先入観を持って行動することはおすすめできません。
マイナスな先入観を取り除くだけで、成果が向上するという研究結果が多くあります。
意識を変えるだけで、得られるメリットを大きくしたり、デメリットを小さくしたりすることが出来るのです。
まとめ
前頭前野を鍛えることで、様々なメリットが得られます。
また、思い込みは大きな影響を与えるので、何事も意識して行動することが大切です。
前頭前野を鍛えて、より豊かな人生を送りましょう。

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