また、昼寝の効果を最大限発揮させるための最適な昼寝の方法についてと、
私も実践しているおすすめの昼寝方法を紹介します。
すでに、GoogleやNikeといった有名企業も昼寝を取り入れており、日本でも昼寝を取り入れる企業が増加傾向にあります。
昼寝の1番の目的は、脳を休めることです。
目を閉じてボーッとするだけでも効果を示します。
それでは早速、昼寝の効果について見ていきます。
昼寝の効果

- 記憶力の向上
- パフォーマンスの向上
- 認知機能の改善
- アデノシンの除去
- 日中の疲労回復
- ストレス解消
- 注意力の低下を防ぐ
- 事故防止
- 創造力を高める
- 心臓病のリスク低下
人間の脳は、寝ている間に情報を整理します。
午前中起きた情報を整理しておくことで、午後からのパフォーマンスや、記憶、認知機能の向上に繋がります。
脳の疲労物質であるアデノシンが溜まると、疲れを感じます。
昼寝をすることで、このアデノシンを減少することができます。
また、脳をクールダウンすることで、ストレス解消にも繋がります。
そして、夕方以降の注意力の低下を防ぐ効果もあり、事故やミスの防止に繋がるのです。
さらに、週に3回以上、30分程度の仮眠をする人は、心臓病のリスクを30〜40%低下させるという研究結果がでています。
これは、昼寝により血圧が下がることでリスク低下に繋がったと考えられています。
血圧を低下させることは、糖尿病や脳疾患を防ぐことにも繋がります。
では、このような効果を最大限に発揮させるために、どのような昼寝をするべきなのか見ていきます。
最適な昼寝の時間

昼寝をどのくらいするのが効果的なのか。
結論から言うと、20分前後が最も効果的という結果が出ております。
10分寝るだけでも認知機能が改善されるので、その辺りは、自身の環境に合わせて下さい。
ただし、1時間以上の深い睡眠は避けましょう。
深い睡眠に入ってしまうと、目覚めが悪くなり、頭がボーッとした状態で午後を迎えることになります。
おすすめの昼寝

私も実践しているおすすめの昼寝を紹介します。
それは、コーヒーなどのカフェインを体内に入れてから20分間の昼寝をすることです。
カフェインは体内に摂取されてから約20分後に脳に作用します。
昼寝をすることで、アデノシンが取り除かれ、そこに興奮物質であるカフェインが取り込まれます。
そうすると、アデノシンの入る場所(アデノシンレセプタ)にカフェインが蓋をします。
結果、脳が疲れにくくなり、午後からのパフォーマンスが向上します。
夕方に疲れをどっと感じる方も、簡単に真似できますので是非試して見てください。
※午後2時以降はカフェインの摂取を控えて下さい。夜の睡眠の阻害になります
まとめ

昼寝をすることで、得られるメリットがこんなにもたくさんあります。
最適な睡眠時間は20分間で、寝る前にカフェインを取ることで、疲れにくくなり、更なるパフォーマンスの向上が期待されます。
誰でも手軽に実践できるので、夕方に疲れをひどく感じる方や、午後のパフォーマンスを向上させたい方は試してみてください。
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