不当な扱いを受けたときの対処法とは【夫婦・恋人関係】

恋愛

夫婦、恋人関係にある相手に煽られたり、不当な扱いをされると、傷ついた思いや、怒りにとらわれ身動きがとれなくなることがよく見受けられます。

この状態に深く入り込めば抜け出すのが難しいです。

ここから抜け出せなくなると、あなた自身に悪影響を与え、人生がいたずらに過ぎ去ってしまうことも。

最初に感じた怒りや痛みをすぐに忘れられることができれば、状況をすぐに前進させられますが、人はなかなかそうはできません。

現在や過去の自分に対してなされたことを引きずってしまうからです。

今回、不当な扱いを受けたときの対処法について深掘りしていきます。



不当な扱いを受けたときの対処法

夫婦、恋人関係において不当な扱いをされたとき、ネガティブな感情に任せたまま反応してしまうのが人の心理です。

自分を不当に扱った相手は、あなたの頭の中に住み着いたかのように追い払えなくなります。

そして、相手のことを考えると、さらに苛立ちが湧いてきて、いずれ良好な関係が終わりを迎えます。

では、不当な扱いを受けたとき、どのように対処すればよいのでしょうか。

自ら与える愛情

自ら与える愛情は、あまりに腹が立ってとてもそんな風になれないと思う時こそ必要なスキルです。

不当なことをされると、相手に対して腹が立ちます。

また、相手のことを頭から追い払えなくなれば、あなたは相手がしたことを何度も思い出し、イライラの感情が離れることはないでしょう。

この状況に陥ると、人に対する見方を歪めてしまうので、恋愛関係だけでなく、あらゆる人間関係に支障をきたします。

この状況から逃れるコツは、怒りや苛立ちのような即座にしてしまう反応とは無関係な愛情を生み出すことが必要です。

やり方は以下の通りです。

  • 自分のまわりにある無限の愛情を、自分の胸の中に取り込むイメージをする
  • あなたに不当な扱いをした人に意識を集中させる
  • 胸の中に取り込んだ愛情を腹立たしい相手に全て送る
  • 自分の送り出す愛情が相手の中に入っていくのを感じる
  • そして、相手から自分に向かって愛情が返ってくるイメージをする

この方法を初めて知る人は、バカバカしいと思うでしょう。

しかし、この方法は決してスピリチュアルなことではなく、実際に効果が認められているものです。

このイメージを行うだけで、ネガティブな感情にとらわれることなく、物事を冷静に見る姿勢を取り戻すことにつながります。

たいていの怒りの感情は切り離せば5秒で消えるものなので、腹立たしい相手のことで頭がいっぱいになるのを防ぐことができます。

その結果、あまり心を乱されなくなり、落ち着きと自信を持って対応することにつながるのです。

不当な扱いをされている時点で、関係が良好とはいえません。

相手との関係をポジティブな方向に作り直す力を育てるためにこのスキルを使います。

慣れると物事に腹を立てたり、怒りを覚えたりせずに生活することができるうえ、不快な思いをさせられてきた人から自由にもなれるのです。

冷静さを失うと

怒りを抱えて生きていくのは、辛く疲れるものということは誰もが知っています。

このスキルは、怒りという反応型の感情にとらわれなくなるために使えます。

「なんで不当に扱われているのに、こっちから愛情送らなきゃいけないの?」

このように思う人も少なくありません。

このスキルを知ったいま、あなたは不当な扱いをされるたびに次の選択肢を選ぶことができます。

1. ネガティブな感情に任せ即座に反応し、感情にとらわれて行動する

2. 自ら与える愛情を使い、関係を前進させる(自分のためにもなる)

不当な扱いを受けると私たちは冷静さを失い、最善の選択肢を忘れてしまうものです。

自ら与える愛情は、不当な扱いに屈したり、黙って耐えることではありません。

あなたが不当な扱いを受け入れ、そこから自分のために前進するように使うものです。

相手に見下されたとき

見下すような態度を取られたとき、人は真っ向から相手と対決するのが自然な反応です。

しかし、このようにすると結果として自分自身の身動きがとれなくなってしまいます。

イライラしているときに誰かと対峙しても尊敬の念など生み出されることはありません。

引き起こされる感情としては、怒りや不安などのネガティブものばかり。

憎しみを伝えると、その相手との関係があなたにとって何の意味もないものだと示すことになります。

憎しみは、いとも簡単に相手の心に憎しみを生み出すことになります。

こうして良好な関係が失われていくのです。

「人を見下したり、不当な扱いをしたりするような人が悪い。」

もちろんその通りですが、不当な扱いを受けてしまった場合の最善の選択肢をあなたはすでに知っています。

不当な扱いを受けたときには、意識的に愛情を生み出す必要があるのです。

愛情の世界など信じられないとき

人の自我は自分よりも大きなものを経験するのを嫌います。

つまり、愛情を感じることに抵抗を感じている人は、それがとても強力な力であることを認識している証拠です。

この抵抗を克服するためには、自分は傷つきやすいので、愛情が必要だとイメージする必要があります。

愛される必要性を感じる状態になければ、自ら愛情を与えることはできません。

喧嘩は自分が正しい感覚を得るものではない

ある人と喧嘩したことを思い返したとき、今となってはバカバカしいほどつまらなく思えることに腹を立てていたという経験は誰しもあるはず。

イライラしているときは、真実に見えて、実はその瞬間の自分の怒りの程度が表されているに過ぎません。

感情というのは真実の断片しか表しません。

自分が正しいという感覚を得ようと言い合うのは根本的に間違えています。

本当にあなたの役に立つことは、相手との関係をポジティブな方向に作り直す力を育てることではないでしょうか。

そのためには、即座に反応する習慣を断つ必要があります。

そうするためにも、自ら与える愛情を使うことになります。

率直さだけにとらわれていると、どんな人間関係もうまくいくわけがないのです。

自ら与える愛情の効果

このスキルを身につけるメリットは他にもあります。

自制心が育つ

怒りのコントロールができないと、あなた自身だけでなく周囲の人にとって害になります。

自ら与える愛情を使うと、怒りという反応的な感情を上手に操ることができるようになるのです。

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自己主張が上手になる

誰かに対して腹が立つのに、言い表せずにいるのはストレスが溜まります。

その怒りが募れば募るほど対立関係がより緊張を帯びるものになっていきます。

自ら与える愛情を心がけると、自尊心が育ち、自己主張が上手になります。

他人をあるがままに受け入れられる

私はこの効果が一番素敵だと感じています。

人生で出会う人は、誰もが欠点を持っています。

よく出会うのは、過去にしたこと、今となっては変えようのないものが原因の欠点を持つ人です。

どんな欠点があろうとも、自ら与える愛情があれば他人を容易に受け入れられるようになり、その人と良好な関係を築くことにつながるのです。

優しさも身につく

不当な扱いを受け、身動きができない状態はあなたの充実した人生の妨げになります。

自ら与える愛情を使い、あなた自身の行動で現状を変えることにつながるのです。

また、自分以外の人間の性格は決して変えることができません。

強制してみたり、論理的に説明したりしても、本人の意思がなければうまくいきません。

大切なのは、誰かの性格を変えなければならないような状況を避けることでしょう。

そもそも、不当な扱いをするような人間は論外ですよね。

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参考文献

Phil Stutz & Barry Michels The ToolsTransform Your Problems into Courage,Confidence,and Creativity

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