酵素ドリンクは効果なし?サプリとの違いとは【気になる酵素のウソ・ホント】

美容

健康や美容、ダイエットによいと謳われている酵素ドリンク。
一方で、酵素ドリンクは飲んでも意味がないという声を耳にすることもあります。
商品のパッケージによっては胡散臭いものがあるのも事実です。

酵素ドリンクは本当に体にいいの?

効果がないって言われる理由は?

酵素サプリとの違いはなに?

今回こういった疑問に答えます。

酵素ドリンクの効果とは

酵素は、物質の消化、吸収、分泌、代謝、排泄などのあらゆる過程に関わるタンパク質です。
酵素が不足すると、血流が悪くなることをはじめとし、体に様々な悪影響をもたらします。
結論から述べると、「酵素ドリンクに含まれる酵素が体によい効果をもたらす」という科学的根拠はありません
ただし、酵素ドリンクに含まれるビタミンミネラルなどの栄養素は、体によい効果を発揮することがあります。
それでは、詳しくみていきましょう。

酵素は失活している

酵素は熱に非常に弱く、48℃以上で活性が失われてしまいます。

「清涼飲料水の基準規格」*1により、酵素ドリンクなどの飲料水は加熱処理をしなければ販売することができません。

つまり、酵素ドリンクに含まれている酵素は失活しているのです

そもそも、酵素ドリンクに含まれる酵素は、植物発酵エキスのことです。
発酵エキスドリンクと呼ぶのが正しい表現ですが、売れる商品にするために「酵素ドリンク」というネーミングで販売されているのです。

体内酵素を活性化させる

酵素ドリンクには何も効果がないのかといわれるとそうではありません。
酵素ドリンクには体内酵素を活性化させる補酵素が含まれています

補酵素

酵素の働きを補助する有機化合物で、代表的なものとしてビタミンB群ミネラルなどが挙げられる。

補酵素を摂ることで、代謝酵素の働きが促進される。

代謝酵素とは体の代謝に必要な酵素のことで、働きが促進されると以下の効果を得られます。

新陳代謝促進
免疫力向上
血液浄化
自然治癒力の向上

商品によっては糖質の摂りすぎに

安価な酵素ドリンクには、果糖ブドウ糖液添加物が含まれています。
酵素ドリンクを購入する際、果糖ブドウ糖液や添加物を多く含むものを選ばないようにすることが大切です。
糖質過多がもたらす影響についてはこちらの記事で。

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酵素を摂るなら消化酵素サプリがおすすめ

酵素を摂りたいのであれば、ドリンクタイプのものではなく、消化酵素サプリメントをおすすめします。
消化酵素サプリメントは、酵素ドリンクとは違い、ラベルに酵素の活性当量が記載されています。

そしてサプリメントに含まれる消化酵素は、ph2~ph11の広範囲で働きを示すため、胃酸(ph2)で失活することはほとんどありません。
また、消化酵素サプリメントのカプセルは、基本的に腸まで届く設計になっています。

消化酵素を摂取するメリット

消化酵素の継続摂取が体によい影響を与えることは、ヒトを対象にした様々な研究により証明されています。
消化酵素を摂取することで期待できる効果は以下の通りです。

消化促進
アンチエイジング
抗肥満効果
抗炎症作用
アレルギー抑制
免疫促進
栄養状態の改善
血球の活性化
有害物質の発生抑制

消化酵素サプリを摂るべき人

消化酵素は加齢と共に減少します。
人間誰しも歳をとるので、加齢による分泌低下は仕方ありません。

しかし、加齢以外にも消化酵素の分泌を弱める原因がいくつかあります。
消化酵素の分泌が少ない人の特徴は以下の通りです。

早食い
ストレス
咀嚼不足
交感神経優位
タンパク質不足
バランスの悪い食生活

タンパク質が未消化の状態で、大腸に到達いてしまうと有害物質の発生に繋がります。
この有害物質は肝臓や腎臓に負担をかけてしまいます。
また、代謝できなければこの有害物質は全身へといきわたってしまい、脳に障害をきたすケースもみられます。
有害物質の発生を防止するためにも、消化酵素を取り入れることは効果的といえます。

上記の項目に当てはまる数が多い人ほど、消化酵素サプリを摂ることをおすすめします。

まとめ

酵素ドリンクというネーミングのせいで勘違いしている人が多く見受けられます。

酵素ドリンクを飲んでも、酵素の恩恵は受けられません。

酵素以外の栄養素が、体によい影響を与えていると考えるのが正しいです。
酵素を補給したいのならば、酵素ドリンクではなく消化酵素サプリを摂るようにしましょう。

 

1.「清涼飲料水の基準規格」厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/000420821.pdf

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