新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが3年目
オミクロン株流行に伴い、
このパンデミック状態はいつ収束するのか。
また、そんな日が本当にくるのだろうか。
今回、
エンデミックとは
そもそもエンデミックとはどういう状態を指すのか。
エンデミックとは、
ついでに、
エピデミック
エピデミックは、
そして、
各専門家による考察
新型コロナウイルスがエンデミック化するのかどうか、
トレバーベッドフォード氏
フレッド・ハッチンソンがん研究センターのウイルス学者、
また、年間死者数は5万〜10万人と、
その上で、新型コロナウイルスは変異を続けるとみて、
私もこの意見に同意だ。
ニールファーガソン氏
英政府科学諮問委員会の元メンバーで疫学者のニール・
これにより、医療提供体制がひっ迫したり、ソーシャルディスタンスを確保する措置が再び求められたりする確率は低いと見
進化は緩やかに進んでいき、
マークリプシッチ氏
ハーバードT・H・チャン公衆衛生大学院の疫学研究者、マーク・
それは、自然感染による免疫を獲得した人の数と、国ごとにばらつきがあるワクチン配分量に左右さ
この意見は、当たり障りなくその通りだろう。
マリア・バンケルコフ氏
世界保健機関で新型コロナ対応を主導している疫学研究者、
2022年末にその日が訪れるかどうか
また、バンケルコフ氏は、
エンデミックに移行しても、コロナウイルスが無害になることはないということだ。
さらなる変異株との共存
普段からマスクを着用し、発熱すれば検査を受け、
また、疫学者によるNPI(非薬理学的介入)も合わせて実施して
新型コロナウイルスの抑え込みと、
ステルスオミクロン(BA.2)
日本で猛威を振るっているオミクロン株は、BA.1と呼ばれているものだが、その亜種、さらに変異を重ねたのがBA.2:ステルスオミクロンだ。
オミクロン株はアルファ株と同様に「S」遺伝子を欠いているため、PCR検査でこうした結果が出ればオミクロン株への感染の可能性が非常に高いと判断される。
しかし、BA.2はこの特性がなく、遺伝子検査しなければ判別ができない。
わかりやすくまとめると、従来のオミクロン株はPCR検査を使うと反応の仕方が違うため、すぐに特定することができるが、ステルスオミクロンはゲノム検査でしっかり解析しなければ判別できないというわけだ。
ステルスと呼ばれる所以はここにある。
また、ステルスオミクロンは、スパイクプロテインの数が従来のオミクロン株と比較したときに10種多く、感染力がBA.1よりも強いことが判明している。
現在、ステルスオミクロンは、世界49カ国で確認されている。
今後置き換わりが進んでいくのであれば、新たな株の特徴に見合った対策をしていく必要がある。
コメント