共感するために欠かせない3つの法則(共感の落とし穴)【恋愛関係③】

恋愛

長期的な恋愛関係を築くためには、相手に共感する方法を学ぶことが必須です。

少し復習すると、親密さとは相手の感情に触れることです。

相手の気持ちを読み取れば、その人の感情に触れていることになります。

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共感の落とし穴

共感できれば、親密になれるわけではありません。

共感は、ときに厄介なものになってしまうことがあるのです。

相手の気持ちを感じとることで、お互いの間に距離が生まれ、どうしようもできなくなる経験をした人も中にはいるでしょう。

例えば、相手がこちらにイライラしているときに共感すると、怖くなり距離を置くことになります。

これは、人間の脳の仕組みによるものです。

私たちの脳は、考える脳(大脳新皮質)感じる脳(大脳辺縁系)という2つに分かれています。

感情がたかぶると、感じる脳がヒートアップし、考える脳を押しのけてしまうのです。

そのため、相手が怒りや嫌悪などのネガティブな感情を抱いているときに共感すると、その人との距離が生まれてしまうことがあるのです。

共感するための3つの法則

しかし、先ほどの脳科学上の困難は打開できます。

そこで、共感の3つのステップについて解説みていきましょう。

相手の気持ちの理解

まずは、相手がどのような気持ちでいるのかを理解するために、相手をよくみます。

人の表情声の調子身振り全てに感情が表れています。

こうした複数のサインを、その人について知っていることを踏まえながら読み取りましょう。

同じ気持ちを感じてみる

相手の気持ちがわかったら、あなたもその気持ちを体感します。

相手の気持ちを体で感じることができれば、感情的に反発してしまうことはなくなります。

究極の体感は、相手がストレスを感じているとき、あなたも一緒にストレスホルモンのコルチゾールを分泌させたり、相手が歓喜しているときあなたも一緒に幸せホルモンのドーパミンを分泌させたりする状態が望ましいです。

ここまでいかなくとも、意識的に相手の気持ちを感じることが重要です。

同じ気持ちを感じると距離が縮まります。

また、相手の感情に直接触れると、親密さが増し、思いやりが伝わる反応ができるようになります。

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相手のことが大事と伝わる反応

相手の気持ちを推しはかり、自分ならそんなときどうしてもらいたいかと考えます。

基本的には相手が明かしてくれたものは、何でも受け入れます。

相手が、怒りや嫉妬、不安などのネガティブな感情を抱いているとき、その感情の裏側にあるものを見つけることも大切です。

怒れば怒るほど怒りが強まり、心配すればするほど心配は深まり、嫉妬に苦しむほど嫉妬からは逃れられなくなります。

つまり、相手がネガティブな感情を抱いているときは、その感情に疑問をぶつけてみるのです。

例えば、何かに嫉妬しているとき、

「どうしてそれが妬ましいのかな。」

このような質問をぶつけると、相手は自分の内側にあるものを覗き込もうとします。

また、感情に支配されている相手が冷静に考える時間を与えることにもつながります。

そして、気がついたことがあればあなたに話してくれます。

そうすれば、今まで以上に内面を分ちあえるというわけです。

これさえおさえておけば、相手がどんな感情を抱いていようとも、内面の理解を失わずに済みます。

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関係は共同で築く

関係とは、あなたの身の上に降りかかってくるものではなく、共同で築くものです。

相手のことを思いやるということは、自分自身のことよりもその人のことを気にかけるという意味ももちます。

関係を築くことができれば、一人でいるよりずっと多くのことができるようになりますし、わかるようにもなります。

恋愛関係を長続きさせ、お互いを深く思いやり、満足のいくものにするには、相手と共鳴し、対等であることが求められます。

相手に共鳴する

共鳴とは、お互いの人生経験を分かち合うことで、相手の人間性を認めることです。

つまり、相手の人間性を尊重し経験を分かち合うことが大切です。

人間は、驚くほどに相手の考えや気持ち、意見や好みなどを否定してしまいます。

こんなことを続けていると、相手と親密な関係を続けられません。

対等でいるために

たとえ、ある物事を自分の方が知っていたとしても、自分の方が上という態度をとってしまえば、相手を対等に扱っているとは言えません。

また、求められてもいないのにアドバイスして自分が上という態度を示すのは、人間関係にとっては悲惨です。

これほど関係を壊すものがないことを肝に銘じておきましょう。

アドバイスが厄介なのは、アドバイスしている本人に自覚がないからです。

無意識に繰り返すことで、その度に相手との距離が生じてしまいます。

相手にやって欲しいことがあるのならば、実際にあなたが行動して示すようにしましょう。

相手をいい方向に誘導したい場合は、見本を見せることが大切です。

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共感能力は高められる

学習すれば、誰でも共感能力は高めることができます。

  • 相手の気持ちを理解する
  • 同じ気持ちを体感する
  • 相手のことが大事だと伝わる反応をする
  • 相手に共鳴する
  • 相手と対等である

共感の基本の3ステップを理解し、共同で関係を築くための2点を心がけるだけで、相手との関係は親密になり、長続きする恋愛も可能になるというわけです。

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参考文献

Kira Asatryan Stop Being Lonely: Three Simple Steps to Developing Close Friendships and Deep Relationships.

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