甘いお菓子やスイーツは美味しくて、食べるだけで幸せになりますよね。
この美味しさを実現しているのは、食糧品メーカーの努力のおかげです。
しかし、甘いものを毎日摂りすぎると、やめるのが難しくなっていきます
現代人の多くは糖質を摂り過ぎている傾向にあり、缶コーヒーや、ジュース、甘いお菓子など、食事以外で甘い物を摂っている方は要注意です。
甘いものが欲しくてたまらなくなる糖質中毒に陥ると抜け出すまで苦労してしまいます。
また、糖質中毒は、全年齢層において注意が必要です。
今回、糖質中毒に陥るとどのような状態になるのか、
また、食糧品メーカーが隠したい真実についてまとめました。
糖質中毒
糖質中毒に陥ると、どのような状態になるのか。
具体例を見ていきます。

① 朝起きると、体がだる重く、甘いものが欲しくなる。
② 甘いものを摂取すると、脳が幸せを感じ、数十分程度気持ち良い状態が続く。
③ その後、また体がだる重くなり、集中力の低下や、イライラが現れる。
④ 甘いものがさらに欲しくなり、過剰な糖質を摂取する。
⑤ 1〜4を繰り返す。
糖質中毒になると、糖質に対する耐性が増し、すぐに甘いものが欲しくなるという悪循環に陥り、コントロールが効かなくなります。
なぜ、糖質を摂りすぎると体調に影響を及ぼすのか。
不調の原因は血糖値の変化
怠さ、眠気、イライラ、これらの体調不調は、血糖値の変化によりもたらされます。
糖質を摂りすぎると血糖値が急激に上昇します。
この急激な血糖値上昇により、一時的に幸福感を得られます。
しかし、血糖値が上がったあと、ジェットコースターのように血糖値は下がります。
そして、低血糖な状態が続くこで、体に不調をもたらすのです。
この状態を、反応性低血糖といいます。
食後2~3時間で起こる体調不良は、反応性低血糖の可能性があります。
そして、急激な血糖値低下を回避する為に、副腎ホルモンが大量に分泌されます。
その結果、脳や体はストレス状態に陥るのです。
また、糖質の摂り過ぎは、太りやすい体質を作るもとになります。
過剰なブドウ糖が脂肪に変換され、体脂肪として蓄えるからです。
糖質は血糖値を直接引き上げます。
つまり、糖質こそが太る1番の理由と言えます。
糖質過多がもたらす人体への影響
糖質を摂りすぎると下記のリスクが上昇します。
肥満
老化
虫歯
便秘
下痢
糖尿病
不眠症
肌荒れ
疲労感
動脈硬化
骨粗鬆槽
血糖値の異常
集中力の低下
免疫機能低下
精神疾患(うつ)
消化器系疾患
アルツハイマー
口臭・体臭の増加
ざっと挙げてこのくらいです。
糖質の摂りすぎは、病気のリスクを上げるだけでなく、集中力の低下や、疲労感の増大など、日常生活にも支障を来たします。
企業が隠したい真実
大手食糧品メーカーは利益重視で商品を開発します。
もちろん、美味しいものを提供したいという気持ちもありますが、売れなければ長く生き残るのが、難しい業界です。
利益の為に、中毒性、依存性を作り出していることが多いです。
ついつい飲みたくなるジュースやお菓子には、過剰と言える量の砂糖が入っています。
これは、どのくらいの量の砂糖を入れれば、血糖値が上がって幸福感がもたらされるのか、計算されているからです。
中毒性を持たせることで、商品が売れ続け、企業の利益に繋がります。
この仕組みを知っている消費者は少ないのが現状です。
また食べたい、また飲みたいと感じさせるために、過剰な糖質を使い中毒性・依存性を持たせていることを理解しておきましょう。
糖質過多の商品に要注意
コーヒー飲料や清涼飲料水、ゼリー飲料には過剰な糖質が入っています。
分かりやすく角砂糖の数で表します。
市販のカフェオレ500mLには角砂糖11.1個分、
CCレモンには角砂糖12個分、
コラコーラやファンタグレープには
角砂糖14.3個分、
ウイダーinゼリーには角砂糖11個分の砂糖が入っています。
ちなみに、スターバックスのトールサイズのフラペチーノは角砂糖12個分使われています。
炭酸飲料はスタバのフラペチーノよりも、多くの糖質が含まれているのです。
一日あたりの砂糖の摂取基準量
WHO(世界保健機構)の基準では、1日のエネルギー摂取量の10%〜5%以内が望ましいとされいます。
これをグラム換算すると、成人1日あたりの砂糖の摂取量は約50〜25gとなります。
500mLのコーラを一本飲み干すだけで、超えてしまいますね。
このことより、コーヒー飲料、清涼飲料水、甘いジュースを飲むのは控えるべきです。
また、ゼロカロリー商品には、人工甘味料が使われているため、こちらもおすすめできません。
詳しくはこちらの記事で。
https://reiblogs.com/artificial-sweetener/
改善法
すでに糖質中毒に陥ってしまった方はどうすれば良いのか。
バランスの良い食事を心がける
糖質中毒の悪循環を打ち切るためには、なによりも食事に気を使うことです。
ビタミンB群や、ミネラルを多く含んだものを食べるように心がけましょう。
他にも、糖質中毒を断ち切る、体に良い食べ物がたくさんあります。
詳しくはこちらの記事で。
https://reiblogs.com/diet_foods/
また、朝からシリアルやグラノーラを食べている方も注意が必要です。
最適な朝食についてはこちらの記事をご覧ください。
https://reiblogs.com/breakfast/
まとめ
企業は、利益の為に、中毒性、依存性を持たせる商品を開発する為、それを手に取る消費者誰もが糖質中毒に陥る危険性があります。
甘いものの食べすぎには注意しましょう。
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