人間本来の自然治癒効果を引き出すアロマテラピー。
日々のストレスを香りで癒す方法として需要の高まりを見せています。
今回、初心者の方でも手軽に出来るアロマテラピーの楽しみ方7選と、知っておきたい精油についての知識、おすすめの精油についてまとめました。
アロマテラピーの楽しみ方7選
早速本題に入ります。初めに芳香浴と呼ばれる、アロマテラピーの基本スタイルをいくつかご紹介します。
ディフューザー
「アロマディフューザー」の需要はここ数年で一気に高まり、家具屋、家電量販店、ホームセンター、オンラインショップ、どこにでも売ってます。
また、お部屋用だけでなく、車で使えるものまで開発されています。
特に人気なのは、加湿器のような見た目の超音波式ディフューザー。
電気式のエアポンプの空気圧で精油の香りを広く拡散させ、長時間香りを維持するこができます。
その上、熱や火を使わないので安全かつ、使い方が簡単という特徴があります。
また、最近雑貨屋さんで良く見るようになったリードディフューザーもおすすめです。

リードディフューザー
ディフューザーオイルの入った瓶に、リードと言われる棒を差して使用するタイプです。
この辺りは自分の好みに合うものを選びましょう。
アロマライト
アロマライトは聞いたことある人の方が少ないかもしれません。
アロマライトとは、電球の熱で精油を温める電気器具です。
火を使わないので、ペットや小さなお子様がいる部屋においても安心です。
オイルウォーマー
こちらはキャンドルの熱で精油を温め、香りを拡散させる器具です。
キャンドルの灯りそのものにリラックス効果があり、さらに良い香りで身も心もほぐれますね。
アロマバス
読んで字の如く、お風呂に精油を垂らし、全身浴、半身浴、フットバスなどで香りを楽しみます。
また、香りだけでなく、皮膚から精油が吸収される効果を実感できるので人気を誇るアロマテラピーの楽しみ方です。
ティッシュやハンカチに垂らす
最もシンプルかつお金がかからない方法です。ティッシュやハンカチに精油を垂らし枕元に置いたり、作業机に置くだけで香りが広がり穏やかな気持ちになります。
アロマスプレー
こちらは、外出先や旅行先で気分転換、ストレス軽減したい時に使えます。
作り方も簡単で、無水エタノール5mlに精油を10滴程度、精製水45〜50ml程度加えます。
これをスプレー容器に移し振るだけです。
市販の物のように防腐剤は入っていないので、早めの使用を心がけましょう。
マッサージ
どの年齢層にも人気を誇るアロママッサージ。
香りをしっかり感じられる首周り、デコルテはセルフマッサージにもうってつけの部位です。
精油はその刺激の強さから直接肌につけることが出来ない為、植物油(キャリアオイル)で希釈してマッサージオイルを作ります。
身体に使う場合はおよそ1〜2%濃度に薄め、顔や敏感な部分に関しては0.5%程度が望ましいとされています。
精油の選び方
精油は天然100%のものを
安物のアロマオイルと称して販売されているものは合成のポプリオイルであるものが多く、精油とはいえません。
私達が精油と呼んでいるものは植物から抽出される100%天然の有機化合物です。
精油ラベルを確認する
精油を購入する際は、ラベル表記を確認しましょう。
まず、精油あるいはエッセンシャルオイルと表記があること、次に精油名、植物名、原産地の表記があること、輸入元、製造元の住所、連絡先が記載されていることを確認するようにしましょう。
初心者の方は自分の好きな香りから
アロマの香りを楽しむ上で、自分の好みの香りかどうかが重要です。
自分の嫌いな香りでは、リラックス効果どころか、気分を下げてしまいかねません。
おすすめの精油
最高品質 プラナロム精油
ベルギーに本社を構えるプラナロム社はメディカルグレードと呼ばれる高品質な精油ブランドとして有名です。
医療関係者の私が自信を持っておすすめします。
プラナロム ティートゥリー 10ml (PRANAROM ケモタイプ精油)
本場の老舗ブランド ニールズヤード レメディーズ
オーガニックの香りを楽しみたい、初心者におすすめの精油です。
ボトル設計がしっかりしており、チャイルドロック式のキャップもおすすめの理由です。
NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤードレメディーズ) ブレンドエッセンシャルオイル メディテーション 5ml
コスパ最強 フレーバーライフ
お金をかけずに本格的な精油を選びたい方へフレーバーライフをおすすめします。
良質な精油が1540円/10mlで手に入ります。
アロマを始めるきっかけにもってこいの商品です。
注意点
原液を肌につけない
精油は植物の有効成分が濃縮されています。
原液の状態では刺激が強すぎる為、必ず希釈してから使用しましょう。
万が一、現液が肌についてしまった場合、すぐに流水で洗い流してください。
目に入れない
精油が皮膚よりも敏感な目に入ってしまったら、すぐに大量の水で洗い流してください。
また、精油がついた手で目を擦らないよう注意しましょう。
火気に注意する
精油は引火の可能性があります。
精油を使って作製したものを使用する際も火気を扱う場所では注意が必要です。
オイルウォーマーのようなキャンドルを使うものを使用したまま眠ったり、長時間離れることのないよう気をつけましょう。
妊娠中や持病がある方への注意点
精油には通経作用という、月経の正常化を促す作用があるものがあります。
精油をマッサージで使用した場合、妊娠を維持するのにマイナスに働く可能性を否定できません。
ルームスプレーや芳香浴を中心に香りを楽しむようにしましょう。
まとめ
今回お手軽なアロマテラピーの楽しみ方7選をご紹介しましたが、上級者の方々は、精油の香りの系統を熟知し、自らブランドし揮発速度のバランスも調整しています。
大変奥深いアロマテラピー、日頃のストレスケア目的から初めてみるのも良いです。
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